ゆる~い狛犬がいる天満宮
吽形「なんかさあ、結構人気あるみたいよ。おれたち。」
阿形「えっ、そうなの。おれずっと岩手山みてたから全然気づかなかったわ~。」
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とまあナメショットを撮ってみたものの特に良いセリフも思いつかずテキトーに当ててみましたが、この少し気の抜けたような狛犬は盛岡市民に愛される人気者だそう。
先日、岩手大に通う方から面白い顔の狛犬がいると教えて頂き、去年の5月(岩手1人旅その⑦_盛岡ぶらり途中下車1)ぶりに盛岡へ行ってきました。
到着したのが夕方だったので大分日が傾いていますね。
天満宮は石川啄木が盛岡で暮らしていた中学時代によく訪れたことでも有名で、
啄木が執筆した「葬列」という小説にはここのゆるい狛犬が登場するそうです。
狛犬の台座にも啄木の歌が書かれており、相当気に入っていたようです。
狛犬コレクション
阿形
ポカーンとしているような、しかし何かすごいことを考えているかのような顔です。
背中もいい具合に丸まっています。(イマジナリーライン越えてる!)
夏木立中の社の石馬も
汗する日なり
君をゆめみむ
啄木
吽形
微笑んでいるかのような、むすっとしているような・・・
松の風夜書ひびきぬ
人訪はぬ山の祠の
石馬の耳に
啄木
石馬というのはこの狛犬のことで、
昔は子どもたちがこの狛犬の上に乗って遊んでいたそう。
遠くからみると挫折した人が床に手をついて
がっくりしてるようにも見えます_| ̄|○
この狛犬はその人気から色々なグッズもあって、
なんと南部鉄器で再現された置物もあるそう。ちょっとほしいです。
撫で牛。
こちらも独特の雰囲気があって可愛らしいです。
うちの犬が良くこういう格好で座っているのを思い出しました。
境内の平安稲荷社。
そこのお稲荷さんもまた・・・・
ふくよかな体形と(子どもを押しつぶしてる・・・)
この鋭い眼がいいです。必殺仕事人っぽい。
阿の方は少し顔が削れていましたが
シャキーン
目はやはり鋭くあやしい魅力を放っていました。
鹿島明神社と要石
また筆塚がいくつかありました。
筆のモチーフもいろいろなところにありました。
融通念仏碑
石割梅。
ちゃんと石の間から生えてました。
しめ縄がされた2本の木。
盛岡の街と岩手富士と夕日。
来るときは道に迷って変なところから境内に入ったのですが
帰りに参道から戻ると弁慶岩がありました。
それにしても岩手は巨石系が多い。たのしー
・・・おまけ・・・
ついつい撮り過ぎてしまった狛犬の写真たちです。
・・・おわり・・・