イギリス海岸近く 人面風味な狛犬の小舟渡八幡宮
背の高いご神木が目印です。
拝殿。
看板によると、小舟戸八幡宮は1058~1065年に源頼義が安部氏を降伏させようと祈るため応神天皇の御神霊をまつったことにはじまったそう。
また、ここは南部藩の抱え城である花巻城の鬼門にあたり、城の守りとして藩主の崇敬が厚く、祭礼の日には境内で武芸を奉納したようです。
狛犬コレクション
阿、吽二体ずついました。
特に下の方にいた狛犬たちがとても良い雰囲気でした。
薄ら笑いを浮かべる人間のように見えます。
ニヤリ。
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拝殿の横の壁にはたくさんの剣が奉納されていました。
境内社。
境内にはたくさんの石碑も。
秋葉山、南無阿弥陀仏、子安観世音菩薩、南無阿弥陀仏、和讃念仏など
観世音、庚申、出羽三山碑
庚申供養塔、出羽三山、馬頭観世音
古峯神社、馬頭観世音、天照大神宮
鳥海山、馬頭観世音
ちなみに小舟戸八幡宮は、ほど近くの北上川が洪水になったときでも
ここだけは社城が水没することがなかったことから「浮八幡」ともよばれているそう。
八幡宮の横にはイギリス海岸への看板が。
ちなみにこの道路のあたりはかつて岩手軽便鉄道が通っていたそう。
また小舟渡八幡宮のイチョウの付近には宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する白鳥の停車場が再現されたところもありました。
詳しくは以下のホームページを見てみてください。
「賢治・星めぐりの街」:賢治メルヘンの街・花巻 ガイドブック|(10)「銀河鉄道の夜」と白鳥の停車場
さてイギリス海岸へ。
前日に大雨が降ったこともありこの通り川はすごい水の流れでした。
「イギリス海岸」は、北上川と猿ヶ石川の合流点から南にかけての北上川西岸に位置し、イギリスのドーバー海峡に面した白亜の海岸を連想させる泥岩層が露出することにちなみ、宮沢賢治が名付けました。国指定名勝「イーハトーブの風景地」の一つでもあります。
現在は、北上川水系のダム整備による河川管理が進みましたので、北上川の水位が特に下がった時期だけ泥岩層が露出します。出典:イギリス海岸 | 花巻市
こんな感じの地層がむき出しのところは少しそれっぽい?
ちなみに北上川のリアルタイムの画像が以下のホームページの
「花巻水辺プラザ」のところで見れます。
水位や雨量も見れて結構便利~
こういうのってけっこうずっと見てられる・・・
・・・おわり・・・