花巻の田園風景を一望 円万寺観音堂
円万寺観音堂は花巻滞在中にずっと行きたいと思っていた場所で、
花巻を離れる日にやっと立ち寄ることができました。
市内の田園風景を一望できるビュースポットしても有名です。
巨大な鳥居。
ここを車でくぐってのぼっていったのですが、
こういう巨大鳥居はテンション上がります~~。
観音堂。
中には大きな絵馬がいくつかありました。
何をやってるのかよくわかりませんが・・・
右2人の男性は悪い笑みを浮かべているのが印象的です。
こちらは滝で花見?でしょうか。
遠野の方で「供養絵額」というものがかつてさかんに奉納されてたと「荒俣宏・高橋克彦の岩手ふしぎ旅」という本に書いてありました。
【供養絵額】
- 死者を供養するために、残された家族や友人ら施主によって寺社に奉納された板絵。
- 戒名が添えられた人物のあの世での理想の生活を彩色豊かに表現している。
- 岩手県内には7~8人の絵師によって400枚近い額が残されており、うち150枚ほどが遠野にある。
この絵馬たちがそうなのかどうかは謎ですが・・・
また、入り口の付近に穴の空いた石が紐で束ねられたものが!
これは以前、花巻駅前の藤木大明神で見かけたものと同じだと思います。
忍び駒
花巻地方で古くから縁結びや子孫繁栄、五穀豊穣などの祈願の使い駒として円万寺観音に伝えられている藁の馬人形です。
素朴さが魅力で、稲わらでかたどられ、美しい布で飾られています。
人目を忍んで供え、成就後には美しく色布、鈴などを飾りお礼参りをしたという風習もありました。
碑も立っていました。
祖母杉と呼ばれる大きな杉の木。
なんでも坂上田村麻呂が植えたと伝えられているといいます。
戦後記念碑、山神、古峯神社、庚申塔などの石碑が立ち並んでいます。
阿弥陀堂。
チラ
正慶元年の碑。
中には石碑がありましたがもう大分風化していました。
八坂神社。
そしていよいよビューです。
こんな感じ。
稲穂が黄色く色づいてきれいでした。
田に水を張った時期もまた美しいようです!
・・・おまけ・・・
とんぼ
石碑群。