賢治さんの眠る場所 身照寺
宮沢賢治の墓がある身照寺を見に行ってきました。
このあたりの人ってみんな宮沢賢治のことを親しみを込めて「賢治さん」と呼ぶのですが、それを真似して「賢治さん」と呼ぶと、なんだかむずがゆいような気分になります。
さっそくふくろうがお出迎えしてくれました。
賢治さんゆかりの地には頻繁に用いられるふくろうのモチーフ。
ふくろうを主人公にした作品があったり作品に頻繁に登場したりします。
賢治さんの葬儀は安浄寺という浄土真宗大谷派のお寺で行われたそうですが、後にこちらに改葬されたといわれています。
もともと宮澤家では浄土真宗を信仰していましたが、賢治さんは東京で国柱会という日蓮宗系の宗教に出会い、亡くなるまでの間その思想に傾倒していました。そして亡くなったあとには国柱会により「真金院三不日賢善男子」という法名をおくられています。
お墓は本堂の裏手、一般の方のお墓のある墓地の一角にありました。
宮澤賢治ゾーン。
ふくろうの置物やベンチも用意されています。
ここだけでなく、墓地全体が芝生で覆われなんだか明るい雰囲気でした。
こちらは賢治さんの供養塔。
今でも生花が絶えないそう。
こちらは宮澤家のお墓。
よくみると・・・
この家紋、武田信玄?と思ったのですが、古くから一般に広く使われているもののようですね。
帰りにお寺の方と少し話して優しい人で癒されました。
身照寺では毎年、命日である9月21日午後1時(没時刻)より宮沢賢治忌墓前法要が行われているそう。 一般の人でも参加できます。
関連記事
・・・おまけ・・・
最近、毎日通る道にある田んぼが黄色くなってきました。
こちらへ来たときにはまだまだ青く、実もついていませんでした。
毎日見ているのでなんとなく情?も湧き、収穫前に写真に収めたいと思いました。
実家の近くにはぶどう園ばかりなのでこんなに近くで稲を見るのってなかなか新鮮なことのように思います。
元ヤンキーの高校教師が主人公で、娘のアトピーを治すため健康オタクと呼べるほど食事にこだわっているのですが、食べ物についてのことがいろいろ知れて面白いです。
彼らは基本、玄米を食べて暮らしているのですがそうした様子や、こうした田んぼを実際に前にして久しぶりに玄米が食べたくなりました。
なんでも玄米は生きた栄養だそう。
・・・おわり・・・