ぐ~たらワニのぷらり散策日誌

色んな所へ行って、色んな事を知りたい。

花巻まつり、鳥谷崎神社と賢治さん

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ここ最近は釜石シリーズの記事を更新していましたが今回は花巻の話題です。おとといの9月8日からきょう9月10日まで花巻まつりが開催されていました。420年以上続くこのお祭は、お神輿の多さでギネスにも登録されたそう。3日の間、街はみなウキウキ・ソワソワ、お祭りを見に多くの人がやってきました。

 といっても、人混みがとっても苦手でお祭はいつも家族に無理やり連れていかれない限り行かない人間です。

花巻まつりも行かなくてもいいかな~と思ってたのですが、やっぱり気になって最終日のきょう、終わる直前に行ってきました。

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メイン会場とは少し離れた花巻駅周辺でお神輿を見つけたのでついていくことにしました。画像見づらいですがよくみるとシャボン玉が出ています!ど派手です~。

 

歩道を歩く見物客はもうその多くが満足しきったらしく、お神輿をスルーしてどんどん帰路についていきます。その様子になんとなくにやにやしてしまいました。

お神輿が140基も登場するそうなので、まあそうなりますよね。

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シュール賢治さん・・・

 

昨日は住宅街を練り歩く行列に遭遇。

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鹿踊(ししおどり)の鹿もいました。

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そういえば高速道路の花巻の看板はこの鹿だった気がします。なので見たとき、あ!本物だ!と思いました。

 

またあるときには車にまじって交通量の多い道路を歩く集団に遭遇。

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お神輿もちゃんと信号待ちをします。

それにしても交通規制をかけずに道路を練り歩き、車も普通にその後ろに並んで走っているのに驚きました。毎年のことなので慣れているのでしょうかね?面白かったです。

メイン会場ではお昼に鹿踊りなどのパレード的なやつもあったそうです。

お祭を満喫した!とは言えないとは思いますが、個人的にはじわじわと楽めて、良い思い出ができたな~という感じです。

 

さてこの花巻まつりなのですが、花巻にある鳥谷崎神社の祭典です。先日行ってきたのでこちらもまとめて紹介していきます。

 

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遠くからでも分かる大きな鳥居。

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鳥谷崎神社の参道です。

ちなみにこの神社は"とやがさき"と読みます。

 

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なんとなく、ビシッとした空間だな~と思いました。

 

狛犬コレクション

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よく見る感じの狛犬です。

お子様ランチ風に脳天から国旗が生えてしまいましたが・・・

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縄がまかれているのが特徴的ですね。

 

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両側に大きな釜があります。

五右衛門風呂・・・?

 

ここでは

誉田別命(ホンダワケノミコト)子孫繁栄など

豊受姫命トヨウケヒメノミコト)農耕・衣食住など

豊玉姫命トヨタマヒメノミコト)結縁・安産など

天照皇大神アマテラスオオミカミ最高神、国土安泰など

須佐之男命(スサノオノミコト道開きなど

大国主命オオクニヌシ国づくりなど

 

こうして並ぶと無敵感があるメンバーです。

領内鎮護・荒土開発の守護神として祀りしたことに始まりその年代は詳らかではない。その後、鳥谷崎城(後の花巻城)の守護神として城主や城代に信仰され、慶長7年(1602)には、南部家臣花巻郡代北松斉公が新たな社殿を造営し、文禄年間の花巻開町以来続いていた例祭には、ご城内を御用留め(休日)とし盛大な祭典を開いた。これが、今日まで”花巻まつり”として受け継がれている。

看板より

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賢治さんの方十里の詩碑もありました。

 方十里

 稗貫のみかも

  稲塾れて

 み祭三日

  そらはれわたる

 

鳥谷崎神社

       賢治

 み祭り三日とは花巻まつりのことですね。

賢治さんは昭和8年の9月17日から19日に行われた花巻まつりを楽しみ、この句ともうひとつの句(合わせて絶筆と呼ばれている)をよんで21日に病に亡くなったそうです。

楽しかった花巻まつりも、賢治さんのこうしたエピソードを知ると少し切ない思い出になりそうです。

 

境内には早坂稲荷神社もありました。

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もともとは花巻小学校の校庭に学童の守護神としてまつられていたそうですが、国の制度が変わったことによりこちらに移されたそう。

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学業成就、勝負必勝の御利益があるといわれています。

 

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お稲荷さんは細かいタッチで彫られていて可愛かったです。

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シュッとしたスタイルと毛並みがグッドです。

 

その横には小さい社ゾーンと、

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金勢様がおりました。

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またまたその横には

 

狛犬シリーズ2

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こちらも真新しい縄がかけられていました。

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オーソドックスな狛犬です。

 

花巻御柱神社。

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戦没した方をまつっているようです。

 

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こちらは「みちのく電信王」と称された谷村貞治氏の像。

電信機などを発明した実業家で、花巻出身だそう。

 

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忠魂塔と湯殿三山の碑。

 

 

 鳥谷崎神社の近くにあった観音寺観音堂。

観音寺神仏分離のときに廃寺となったそう。

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中には十一面立像が納められています。

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お堂の横にははたまた剣が!

剣をみつけるたびに叫びそうになります。

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その反対側の側面には小さな建物?が張り付いていました。なんなんだこれは・・・

 

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こういう流れるような字はちょっと難しくて読めません・・・。読めるようになりたい・・・。最後の塔という文字だけは分かります・・・。

 

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三十三所塔(当時の観音巡礼を記念した石碑で、ここは当国三十三観音の二十五番札所だったそう)と庚申塔

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七庚申と馬頭観世音。

 

裏手にはこんな樹齢数百年と伝えられる木が・・・

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千本カツラ。

ちょっとまがまがしい姿ですが花巻市の天然記念物に指定されています。

 

 

 

・・・おまけ・・・

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花巻は、というか岩手県内には廃墟らしきものがとてもたくさんあります。

ごく普通の、人が住んでいる住宅街の中にも植物にのみ込まれたような建物をよく見かけます。

それらを見かけるたびになんとなく不思議な空間へきてしまったかのような錯覚に陥ります・・・。

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