山梨県北杜市探索ドライブ
ドライブしていると「安池興男物語ロード」という看板を発見。
周辺を少し歩いてみることにした。
少し歩くと小学校があり、その向かいに色んな石が飾ってあった。
石灰岩、珪質板岩などそれぞれに名前が付けられているがいまいち違いがわからない。
その隣には石仏群があった。
少し進むと鳥居を見つけたので登っていくことに。
ここは御崎大神社といい、天照大日霊尊(天照皇大神、あまてらすおおひるめのみこと)・別雷命(わけいかずちのみこと)・保食命(うけもちのみこと)三柱の神をまつっているという。
看板によるとこの神社は元々は須玉町にあったとのこと。
かつて東京都の住民の水源として奥多摩湖を作るために湖底に沈むこととなった丹波山村、小菅村の人々が不毛の原野を開墾する際、その心の支えとして建立されたものだという。
それを八ヶ岳開墾事務所長の安池興男が廃社状態にあったこの神社を発見し関係者の承諾を得て遷座したとのこと。
境内には三本の松が根元でくっついた「平和の松」があった。
二本の木がくっついているのはいくつか見たことがあったが、
三本は初めてかもしれないなーと思った。神秘的。
次にカーナビの周辺施設の観光という項目をみていると、「高根町浅川集落」というものが出てきたので向かってみた。
集落がカーナビの観光スポットとして出ることがあるんだなーと少し衝撃を受けた。
ついたところにはさっそく謎の石仏群があった。
こういうものは昔のお墓なのだろうか?
こういうものが凄く気になるけど、
これが何なのか、どうやって調べたらいいのか皆目見当もつかないのでいつも結局そのままだ。
読めない・・・
「~~阿弥陀~~」しかわからない・・・
先ほどの石仏群から進んだところに人家がちょいちょいまとまっていて、
そのいくつかの塀のところにはこういった祠が埋め込まれていた。
どの祠も綺麗にされていた。
近くに説明書きなどなくミステリーすぎる。
インターネットで検索しても見つからなかったので地域の図書館にでも今度行ってみようと思う。
次に大滝という看板を見つけたので行ってみた。
しかも滝見観音というものもあるらしい。
この手の伝説?言い伝え?ではなぜよく昔の男女はひっそり滝で逢うのだろうか・・・
道路のガードレール脇から急な階段を下っていくので階段から滑り落ちるんじゃないか・・・という恐怖と、夕方で薄暗かったのでおかしな世界に行ってしまうのではないか・・・という恐怖に同時に襲われ何度も引き返そうかと思った。
階段を下っている間は怖くて手すりを離せなかったので写真は撮れず・・・
踊り場?のようなちょっとしたスペースで滝が見えた!
これは「一の滝」というらしい。割と遠いけど、その音に圧倒された。
ついに階段を下り終えた!と思ったら・・・
つり橋がこんな感じにものすごく危険アピールされていた。
本当ならこの橋の上から「二の滝」と呼ばれる滝が見れるのだが、
ビビりなため渡れるはずもなく・・・
つり橋の脇から下を見るとものすごい荒々しい川(泳げない)
もう引き返そうと思ったが滝見観音のことを思い出し、必死で探していると・・・
つり橋の向こう側に大滝の説明書きをみつけた。
よく読めないが、その上に赤い矢印があるのに気付いてなぜか背筋がぞくっとした。
すこしずつ目線をあげていくと・・・
いらっしゃいました。
わかりづらいけど、写真中央の木々の間に静かにいらっしゃった。
和やかな表情で滝の方をみていた。
観音様を見つけた瞬間、不思議と恐ろしい気持ちは消えた。
この日もいつものようになんとなく気になったところをブラブラしたけど、充実した面白い探索ができた。
北杜市はもっと面白いところがありそうなので、また少しずつ開拓していきたい。