話題の鹿野大仏をみてきた
連日ニュース番組等でイケメンだと話題となっているこのお顔・・・
4月11日に一般公開が始まった東京都日の出町にある「鹿野大仏」です。
昨日めちゃくちゃ怒られて落ち込んでたので気分転換を兼ねて行ってきました~。
森林ウォーク
平日にもかかわらず駐車場は混んでいて
少し遠い駐車場に車をとめたので
大仏まで15〜20分くらい歩いたと思います。
(しかも上り坂を…)
途中こんな感じの森を歩くので少し大変でしたが、
だんだん無心になれて気分が良くなりました。
体力のない方や足の不自由な方は少しきついかもしれません。
大仏周辺の参道はまだ整備中で作業してる方も何人かいました。新しい木もたくさん植えられていて、なんだかワクワクしました〜。
鹿野(ろくや)大仏
大仏の高さは12メートル。
台座を含めると18メートルにもなるそう。
みんな、思い思いにじっと見上げていました。
凛々しいお顔です。
鹿野大仏の名前ですが、お寺にある「鹿野山」からとったのだそう。鹿がたくさんいるのでしょうかね?
先代が布教と地域活性化を目的に建立を発案。遺志を継いだ八坂良秀住職(64)が東日本大震災で大学時代からの友人を亡くし、供養したいとの思いも重なり完成させた。
出展:朝日新聞デジタル2018年4月10日03時00分
後ろすがた。
パンクロック仏
仏様の耳たぶって印象的ですよね。
大きく垂れていて、ピアスの穴も空いている!
しかもその穴も大きく拡張されてるようでいつもパンクを感じてしまいます…
この穴は「耳朶環状」という仏の身体的な特徴の1つで、かつてお釈迦様が王子だったころに豪華で重たいイヤリングをしていたために空いたものという説があるそうです。
(かつてピアスを00Gまで拡張したことがある身としては、それ自体が苦行のようだったので、仏教ではなにかそうした修行があるのか?と思っていたのですがそうではなかったようです。笑)
ちなみに大仏さまがいるところからは日の出町が一望できます。
これからこの町がどんな風に変わっていくのか、
楽しみですね。
達磨大師
トイレ近くにいました。
ちょっと怖かったです。笑
達磨大師は「七転び八起き」の諺で知られています。初めてインドから中国に禅の教えを伝えられた方で、「禅宗の初祖」と呼ばれています。
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宝光寺へ
順番が逆な気もしますが…
大仏をみたあとにお寺へも行きました。
総門横の石碑。
禁葷酒の文字が読み取れます。
葷と酒のこと。葷とはねぎの類に属する植物をいい,これらは刺激性が強く臭気があるため,酒と同様に仏教の出家修行者には禁じられている。
出展:
六地蔵。
山門までの道の両脇には十六羅漢が。
釈尊には多くの弟子がいました。その中でも特に優れた代表的な十人の弟子を「十代弟子」と呼び、さらには仏教の正しい教え(正法)を大切に守り保つことを直接釈尊から要請された16人のことを「十六羅漢」と呼びます。
羅漢さんってすごい方々の割にコミカルに描かれがちですよね…笑
面白くて大好きです。
この地に来られる前は天台宗だったことは既に述べましたが、その時既に以前の菩提院には「聖観世音菩薩」が祀られていました。基本的に曹洞宗のご本尊は御釈迦様ですが、宗派が変わっても以前からお寺にある御本尊をお粗末にはできませんし、御本尊はずっとお寺をお守りいただいていますので、寺の守り本尊として聖観世音菩薩をお祀りしています。
鬼瓦