【ああ、懐かしや東北旅行⑦】三沢で寺山修司と出会う
第7回目となった東北旅行シリーズも今回で最終回です。
考えれてみればこの旅をしたのは去年の9月のことで、それ以降もちょくちょく出歩いていたのでそのことも書きたいな~と思いつつもう3月です。時間の流れは恐ろしい・・・。
海!
岩手は道が整備されていて良かったのですが、
青森に入った途端悪路で大分心が荒んでおりました・・・
しかし海を見るとそんなのも忘れられるようでした・・・
そして延々と続く1本道に現れた謎のパーキング的なところには・・・
ほたて観音がいました・・・
またしばらく走ると・・・
今度は山道に。
風力発電の風車が並びます。
あんまり日本って感じがしなくて、
ちょっとテンションがあがりました。
牛
牛ってめちゃかわいい~
おしり撫でまわしたい~
と思ってたら寺山修司記念館に到着しました。
これは常設展示のゾーン。
今まで体験したことのないような展示でとても印象的でした。
部屋には整然と無数の机が並べられています。
椅子に座って引き出しを1つずつ空けていくと、
寺山修司の頭の中をそっとのぞいているような感覚になりました。
1983年5月4日、その寺山修司は、何もかもを机の引き出しに置き忘れたまま、自分の存在を不確かなものとして旅立っていったのです。この記念館はそんな寺山修司を「探す」ことを展示構成の基本としています。詩に、短歌に、俳句に、映画に、演劇に、写真に、スポーツに、メルヘンに─。
寺山修司が生きていた時代、
そのころに生きていたら自分はどんなふうだったのだろうと
たまに考えます。
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建物自体はそんなに大きくはなかったのですが
本当にたくさんの資料があり何時間でもいれそうな気がしました。
そしてそうした資料を見ていると、
彼のエネルギーはいまだにこの世界にうずまいていて
寺山修司自身がまだこの世にいるような気がしました。
企画展では「寺山修司とマンガ」が開催されており、
あしたのジョーと寺山修司のエピソードも紹介されていて面白かったです。
館の裏手には林が広がっており、大きな本の碑もありました。
大きな本の背には「田園に死す」と刻まれていました。
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とまあ相変わらず稚拙なレポートですが・・・
今回の東北旅行を通してまだまだ自分の知らない世界があるんだなーと実感しました。
特に、何時間か遠回りをして寺山修司記念館に立ち寄ったのは正解でした。
もっと自分にも何かできるんじゃないかと前向きな気持ちになれました。
なんとなく、東北の空気は自分に合ってるのかなーなんて考えました。
今、こちらに戻ってきて過ごしている生活よりよっぽどリアルで面白かったです。
またいつか向こうで生活できたらいいな・・・。
・・・おまけ・・・
むつ市で寄ったカレー屋で食べた豆カレー。
八戸の魚市場?でクジラが売っていたのにびっくり!
まあ魚市場に寄ったものの菜食主義なのでおにぎりたべました。
高速道路の張り紙。
うしのけつ。