優しきメルヘンの世界 葉祥明展
先日、萬鉄五郎記念美術館へ行ってきました。
ここでは現在、「絵本文学の世界へ 葉 祥明 展」を開催中です。
この展示は葉氏の画業40周年を記念した回顧展とのことです。
土沢駅から万国旗の飾られているシャッター街を横目に
山の方へ15分ほど歩くと萬鉄五郎記念美術館にたどり着きます。
実はここへは萬鉄五郎の作品をみたいと思っていったのですが、
常設展示らしい萬鉄五郎の作品はスケッチやデッサン、年表などが中心で作品自体は少なくレプリカの展示も多くて記念美術館と銘打っているものの少しがっかりしてしまいました・・・(萬鉄五郎の熱心なファンは楽しめるかも)
しかし企画展の葉祥明の展示は絵本の原画がたくさん展示してあって楽しめました。葉祥明の絵本はこの展覧会で初めて読んだのですが、可愛らしいような、でも心の奥の核心部をつつかれ励まされるような作品ばかりでついつい夢中になって読んでしまいました。
展示可能なゾーンから撮影。
静かな海の中とイルカや少年にかかる光や落ちる波の影が美しかったです。
花巻ということもあり、以前サンリオ名作童話から出た「やまなし」の原画も展示してありました。
萬鉄五郎が幼少期親しんだ蔵。
中では岡田 卓也のコンテンポラリーアートが展示してありました。
萬鉄五郎記念碑。
交通安全地蔵。
そんな感じです。