ぐ~たらワニのぷらり散策日誌

色んな所へ行って、色んな事を知りたい。

百番観音を探しに

以前、山梨県笛吹市芦川町の観光案内板で百番観音というものがあることを知った。

そのときは近くまで行ったもののパッと見つけられずに「まあいいか〜」と通り過ぎてしまった。

しかし家に帰ってから百観音のことが気にかかって仕方なかったので、改めてその百番観音を見つけに行くことにした。

 

事前に百番観音があるお寺の住所を調べてカーナビで向かうも、カーナビ上の地図ではあと少しらしいというところでとんでもなく細い道になってしまって進めない…

 

ぐるぐるするも一向にそれらしき姿すら見えてこずだんだん気分も落ち込んできた…

 

とりあえず一旦広い道に出て観光案内板を探していると謎の藤原邸という看板を発見。

 

百番観音のことも何か聞けたらいいな~と、

寄り道して行ってみることにした!

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おお〜〜

すごい家だ!

 

裏には花が綺麗に植えられていて水車もある!

 

……

 

 

 

 

やってないみたいだった。

 

インターネットでは中に入ったりできるとあったけどこの日は無理そうだったので近所を散策。

 

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藤原邸の畑の奥の細道を抜け森の方へ行くと謎の廃屋があった。

一目見ただけで誰も居ないと分かるもんだな…。

 

 

集落の方を歩いているとなんだか珍しいものを発見。

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井戸水をひいているのかな?

山の湧き水だろうか?

結構こういうのがある家が多かった。

 

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ある民家の塀にはお地蔵さま?が埋め込まれてた。

歩いていると色々なことに気付けて面白いな〜。

 

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藤原邸の駐車場の近くにはこんなものが建てられていた。

きっと昔大きな事故があったのだろうな…

 

……

 

 

 

再び百観音のある宝珠寺を目指すことに。

 

もうあの細い道は車だと無理だと気付いたので

今度は広い道のところに車を停めて歩いていくことにした。

 

民家の間を通り抜けながらiPhoneのグーグルマップを頼りにウロウロ。

そして結構歩いたところでやっと宝珠寺に到着!

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なんだかさっぱりしたような、殺風景で、でも小ぎれいなお寺だなあという印象。

門(写真上)をくぐったところにあった二十三夜と刻まれた塔(写真右下)が気になり調べると、どうやら月を信仰の対象とする講中とよばれる人々が行った月待行事の記念や供養の証として建てたものらしい。

 

この二十三夜塔について分かりやすく解説されていたブログがあったので、引用させて頂きます。

二十三夜塔とは、庚申講(こうしんこう)と同じく民間信仰のひとつとして、人々が集まって月を信仰の対象として「講中」といわれる仲間が集まり、飲食をし、お経などを唱えて月を拝み、悪霊を追い払うという月待行事(月待行事)を行い、その記念や供養のあかしとして建てられたもので、月待塔(つきまちとう)ともいいます。
 月待行事は、江戸時代から昭和の初期にかけて、日本各地で盛んに行われましたが現在はほとんど行われなくなりました。「二十三夜」のほかに、十五夜十六夜、十九夜、二十二夜などの特定の月齢の夜にも行われました。全国的には二十二夜塔や十五夜塔も多くありますが、二十三夜は月齢でいう「下弦の月」※で、月が出る時間がほぼ午前0時で、その時刻と幻想的な月の形が信仰と重なり、「二十三夜」を一般的なものとしたようです。
 また、崇拝の対象として十三夜は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)、十五夜大日如来(だいにちにょらい)、十七夜から二十二夜までは、観音様を本尊とし、二十三夜は勢至菩薩(せいしぼさつ)を本尊として祀っています。
 勢至菩薩は、智慧(ちえ)の光をもっており、あらゆるものを照らし、すべての苦しみを離れ、衆生に限りない力を得させる菩薩といわれています。

 

出典:長野県魅力発信ブログ

http://blog.nagano-ken.jp/suwa/6th_sense/266.html

 

宝珠寺をぐるぐる周るも百番観音は見当たらない。

そんなに広くないお寺を何度も必死に探し、

あきらめかけたところでふと裏の山をみると…

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わかりづらいけれど写真の赤丸部分に注目していただきたい。

段々のお墓の奥の方にに石仏群が…!

 

その距離に気が遠くなりそうになりながらも宝珠寺からお墓の中を通る階段を無心で登っていく…

 

写真には撮らなかったが、なんだか立派なお墓が多い。

そしてそのお墓の中に首のないお地蔵様がいたり、お墓なのか何かの詩が書かれた石碑のようなものがあったりとかなり気になる墓地だった。

 

そんな風にお墓ウォッチングをしながらひたすら登っていくと

 

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あった。

 

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ありました。

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山のあちらこちらにいらっしゃいます。

なんだかものすごく不思議な空間で落ち着くような、でも緊張するような変な感じだった。

観音様はみんな穏やかな表情だった。

 

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石仏群の近くにはこんな看板もあり、市の指定文化財だということだ。

そして上の方には建物があり、中はがらんとしていたが管理されているようだった。

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看板と建物の奥の方は金網で仕切られていた。

金網の向こう側にも石仏がたくさんあるようだった。

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目的が果たせたので一安心した。

 

下ってから宝珠寺の近くでウロウロしているときに見えた神社を目指すことに。

 

少し歩くと白髭神社に到着。きれいに整備されていた。

拝殿横の大きな木のたもとに祠がいくつも置かれているのが印象的だった。

 

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昔から芦川は何もない印象を持ってたけど、

少し奥の方まで覗いてみると面白い発見がたくさんあるんだなー。

もっと散策しがいがありそうな謎多き芦川村

 

かなり魅力的です。

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