トーハクで仁和寺展を見た
先日、東京国立博物館で開催されている仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-展に行ってきました。
仁和寺や真言宗御室派の寺院の仏像などが集められ、普段は公開してないようなものも多かったため会場内は大勢の人でごった返していました。
今回は音声ガイドを利用しながら展覧会をまわりました。
解説を担当するのは映画『空海―KU-KAI―美しき王妃の謎』に出演する阿部寛と染谷将太。 他にも仁和寺のえらいお坊さんのお話やお経の音声が聞けたりと結構楽しめました。
余談ですがこの映画、夢枕獏原作のようです。
俄然興味が湧きました・・・
そして、キャプションの文章をじっと読むより、仏像を見ながら解説を聞けるとよくわかるような気がして良かったです。
なんと撮影できるゾーンも
観音堂ゾーンは撮影可能で、
ここには33体の仏像が安置されていました。
本尊は千手観音像。
仁和寺の観音堂ゾーンは普段は公開されておらず、
特別公開の機会がなければめったにお目にかかれないそうです。
また、観音堂の裏堂の壁画には恐ろしい絵があったのも印象的でした。
人が多くてなかなかじっくりとはいきませんでしたが、
間近で見ることができて良かったです。
個人的に印象に残っているのは奈良県、子島寺の国宝であり、黒地に金と銀で描かれた両界曼荼羅です。
前期後期で胎蔵界と金剛界の入れ替えがあったので、見れたのは金剛界だけでしたが圧倒されました。
また大阪府、天野山金剛寺の重要文化財である五智如来坐像はレイアウトとライティングが最高で記憶に残っています。
こうした展覧会だと普段は見ることのできない仏像の裏側までも見ることができるので楽しかったです。
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いや~~なかなか良さが伝えられないですね~~
3月11日まで開催しているのでぜひ行ってみてください~~
もっと知りたい仁和寺の歴史 (アート・ビギナーズ・コレクション)
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・・・おまけ・・・
仁和寺展のチケットで「アラビアの道-サウジアラビア王国の至宝」も見れたので行ってみました。こちらも負けず劣らず迫力のある展示でした。
特に印象的だったのは墓碑。
美しいです。