ぐ~たらワニのぷらり散策日誌

色んな所へ行って、色んな事を知りたい。

八幡宮、鹿との出会い

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前回(お不動様がいる今瀧神社 )のつづき。

どこか狂気じみた迫力を持つこの顔・・・

そんな狛犬が守る八幡宮は釜石駅の裏手にある山にある小さな神社です。

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吽形は可愛らしいですね。コミカルチックなのもグッドです。

 

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鳥居の脇には天照大神の碑。

 

すごい傾斜の階段を登ると社殿が。

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この神社は 譽田別命(ホムタワケノミコト)がまつられています。

譽田別命とは15代天皇である応神天皇のことで、

子孫繁栄の神や八幡様として信仰されています。

由緒については佐野氏が祭祀したということ以外は不明だそう。

 

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社殿横には剣や石像。

 

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剣もこの通り。

 

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山神の碑群。

岩の上の社には小さな剣がたくさん入っていました。

 

社殿から登ってきた階段とは別の下り坂の方へいくと、

ぼろぼろの小屋を見つけました。

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お札などを納める古札納付所のようなところかな?と思ったのですが、

それにしてはなんだか生活ゴミというかが多く廃棄されていてなんともいえない感じです。

 

そのちかくには長谷川時雨という作家の文学碑があり、

そこから釜石の街が見渡せました。

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遠くに白く輝く像が・・・

 

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そう、釜石大観音です。

仙台大観音もまたそうでしたが、

市民の生活の場にこうした大きな観音様がいる景色というのは本当に興味深いです。

最近、仙台出身の方と話していたとき、「もうそれが普通のことだから~」と言っていてなんか面白かったです。ちなみに胎内には入ったことがないそう。

 

さてここで山を下るわけですが、

住宅の合間にあるお墓のところで何かを食べる鹿たちを見ました。

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なんとなくこっちを気にしつつも何かを拾って食べ続ける姿がキュートでした。

 

そんな姿を自転車に跨りながらバシバシ撮っていたら・・・

近隣住民の方がワラワラ集まってきてこっちを見ながら

「なんかあやしいやつがいるぞ!」「なんだ?」「なにしてんだあいつ?!」

みたいなことを口々に言いだし、

次々と老人が家から出てきて怖くなり猛スピードで山を下りました。

 

釜石・・・来訪者には優しくないまち・・・

人見知りな自分にはとっても怖いところでした・・・

 

 

・・・つづく・・・