剣まみれ!尾崎神社
前回(岩窟ロマン 西ノ澤不動尊 )のつづき。
岩手にきてから各所の神社に奉納されている剣に興味津々なわけですが、今回はその剣がメインの尾崎神社についてです。
といってもこの尾崎神社は里宮、本宮、奥宮、奥の院の四社からなるのですが奥の院に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が岩に突き刺したといわれている剣があるので、これまで花巻等で見てきた剣とは違うものなのかとは思いますが・・・。また、時間と体力の関係で里宮にしかたどり着けなかったのでその日本武尊の剣は残念ながら見ることはできませんでした。
奥の院等がある尾崎半島は日本武尊が東征した際の最終地ともいわれています。
この里宮ははじめはお神輿を一旦休ませるための御旅所でしたが、やがて拝殿となりこの場所へ移った際に里宮となりました。
いやー、それにしても日本書紀や古事記などに登場する昔の人の移動距離には驚かされます。きっとその時代は自分の足で歩いたということでしょうから、想像しただけで気の遠くなるような思いです。
鳥居の近くにさっそく剣が。
持ち手のところの☆と雲の絵がなんだかファンシーさを醸し出しています。
狛犬コレクション1
凛々しい姿です。
ちょっとかわいいですね。
社のうしろのゴツゴツした岩がすごいです。
ちなみに正一位とは、神社におけるランクのようなもので、この正一位とは神階の最高位あたるそうです。
その近くの木のたもとには鳥居とかわいいお稲荷さんがたくさん。
なんだかニヤっとしてしまいました。
その奥には・・・
とても大きな岩があり、木を押しつぶしていました。
わりと衝撃的なビジュアルで軽く飛び跳ねました。
その岩の横にある階段を登っていきます。
ここまで森感がすごかったですが、
階段を抜けると広々とした場所で車でも登ってこれるようでした。
尾崎神社里宮では日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と
綿津見神(ワタツミノカミ)という海の神をまつっています。
狛犬コレクション2
こちらの狛犬たちはなんだかぬるっとした感じで個性的です。
足の指がとってもいい感じです!
口をあけた姿はどこかコメディっタッチ・・・
首の周りにくるくるとまきついているようなたてがみもなんだか可愛らしい。
鈴緒には・・・
解脱会の文字が。
人間らしく生活できるのも、すべては神さま、ご先祖さまのお蔭です。そのお蔭に感謝して生きることは人間にとって基本の生き方です。この敬神崇祖の精神から、解脱会では、その地域に住む人たちを日々守っておられる氏神と、縁ある菩提寺を尊んでいます。
解脱会ホームページより
新興宗教でも古来の宗教を大切にしているんですね~
なんかちょっと驚きです。
中には
おみこしや
奉納された剣
謎の鳥の置物?
虎舞の虎の被り物
などが雑多においてありちょっぴり倉庫感がありました・・・
中はこんな感じ。
たくさんの奉納品が飾ってあります。
鎮魂社。
この文字がすごく良いです。
伊勢神宮記念碑と鎮魂之碑
そして巨大な剣を発見。
これは七社明神之剣というもので
3メートルくらいありそうです。
由緒
その後ろにも
奉納された剣が2つ。
錆びています。
こういう流れるような文字は苦手です・・・
読めるようになりたい。
里宮に昇格した際のものでしょうか。
庚申供養
参道のわきに池がありました。
小さな滝っぽいところ。
苔むした石仏もいました。
大きな木に白い木が巻きついています。
ちょっと不気味。
・・・おまけ・・・
社殿前にいた狛犬の後ろ姿の写真です。
まるっこくて良いですね。
足の裏・・・
足の裏が・・・かわいいです。
住宅。