釜石、電動チャリで爆走の巻
先日、かねてから気になっていた釜石大観音を見に釜石に行きました。
釜石という地名は6年前の東日本大震災のときニュース等で聞いた方も多いと思います。もう6年も経ったのだから、きっと復興しているのだろうと勝手に想像していたのですが、まだまだ震災の影響が色濃く残っている街でした。
【この日の流れ】
書き出すと結構行ったな~という感じがします。
いくつかの記事に分けて書いていきたいとおもいます。
花巻から約1時間半、JR釜石線はまゆり号に揺られてようやく到着釜石駅に到着。
この電車は2時間おきくらいにしか走っていないからか車内は結構混みあっていました。(といっても座れない人が3,4人の世界ですが…笑)でも途中、遠野駅で半分くらい降りたように思います。
そして驚いたのは駅を出たときの山感。
あれ釜石って海がバーンとあるんじゃないんだー・・・
と思いました。
駅にあったラグビーボールと猫たちの像。
「三陸鉄道を勝手に応援する会」の方々が寄贈したそう。
駅のロータリーにある釜石観光総合案内所にて電動自転車をレンタル。なんと1日500円!お安いです。最高~。
まずはなんとなく海を目指すことにしました。
市役所。
ニュースでこの玄関口に津波が押し寄せている映像をよく見ました。
写真では少し分かりづらいですが、壁についている青い看板がここまで津波が来たということを表しています。
なんだこれ?と思いましたがよく見ると・・・
コーンの下にはマンホールがありました。
将来的に地面の高さをこの位置にするということですよね?
地面の中には何を埋めるんだろう。土?
ちなみに釜石のマンホールは獅子舞。
カラーバージョン。
可愛いです。
更に沿岸部へ。
この建物では津波が3階部分の足元にまで到達していますね。なんかちょっと想像できません・・・
こんなに高い津波に襲われた釜石ですが、震災での小中学生の生存率は99.8%だそう。すごいです。詳しくは産経ニュースの記事を読んでみてください。
【温故地震 大震災編】生存率99・8%「釜石の奇跡」 「津波てんでんこ」の教えの正しさ 都司嘉宣(1/2ページ) - 産経ニュース
この辺りはまだあちこちで工事をしています。
結構釣り人もたくさんいてのんびりした雰囲気でした。
バス停の名前になっている小林商店はもうどこにもありませんでした。
何軒かプレハブが建ったりしていましたが、多くはぼろぼろになった基礎をそのままに、更地のような状態でした。
道路も途中で途切れています。
右の黒い石碑には
蓮華波切不動明王
愛宕大権現
と書いてあります。
神変大菩薩は役 小角(えん の おづの)という実在の人物で修行の開祖だそう。
道路わきの斜面には小さな神社が。
なんとなく人の家の奥にあったので行きづらくて遠くから写真を撮っただけですが・・・
最近色を塗り替えた感じがしてちょっと気になりました。
この山沿いの沿岸部は魚の加工工場らしきものがいくつかあり、すごい生臭くてびっくりしました。
多分自分が菜食になったこともあるのでしょうが息ができないくらい死んでいるいきもののにおいが充満してなんか不気味でした。
・・・つづく・・・