お伊勢参り~夫婦岩編~
最後に二見浦の夫婦岩を見に行きました。
伊勢志摩を訪れた際は伊勢神宮に次いで見逃せないスポットのひとつです。
しかしここ、実は伊勢神宮をお参りする前に訪れるべき場所だったのでした・・・
遠い昔から日の出遙拝所(遠く離れた所から神仏などをはるかにおがむこと)として知られていた夫婦岩。
日の出は太陽の神様である天照大御神のことでもあるので、とてもありがたいものです。
その海岸沿いには二見興玉神社が。
ここはかつて伊勢神宮をお参りする前に訪れ、二見浦の海水で身を清める「浜参宮」という慣わしがありました。現在でもこの順序を守りお伊勢参りをする方がいるそう。ただ、海の水で実際に身を清めるわけではなくお祓いをしてもらいます。
夕方だったので夫婦岩とお日さまは一緒には拝めませんでしたが、良い雰囲気でした。
二見興玉神社には猿田彦大神がおまつりされており、縁結びや夫婦円満、交通安全などのご利益があるそう。
海を眺めているだけで心が洗われるような気分になります。
また境内には天の岩屋といわれるところもありました。
天の岩屋とはかつて天照大御神が隠れた場所のことです。(このブログでも猿田彦神社・佐瑠女神社編で少し触れましたがその岩窟のことだそう。)
ここには宇迦御魂大神(外宮の豊受大神の別名)をおまつりした三宮神社の遺跡とされています。
と、いうことはこの像は神楽している天宇受賣命?
岩窟の奥のほうを覗くと鳥居が。
こんな狭いところに隠れたとはすごいですね〜。
夫婦岩のほかの岩にも名前がついています。
どれも巨石ではおなじみの名前ですね。
夫婦岩はその間から日の大神、すなわち天照大御神が拝める大変ありがたい岩です。またこのあたりには猿田彦大神の霊石とされる輿玉神石が沈んでいると言われています。
境内にはカエルの置物もたくさんありました。
カエルは猿田彦大神の使いとされており、
「無事に帰る」「貸したものがかえる」などとかけているそう。
どのカエルもみんなかわいらしい姿で迎えてくれました。
ゆっくりしているうちに日も傾き、暖かい色の光が当たって良い雰囲気でした。
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今回の旅は最初でも書いたように母とその友人たちと行きました。人数が多い分融通が効かずもどかしい思いをしたこともありましたが、人数がいたからこそ楽しめたり、自分では気付かないような発見ができたりということもあったのかな〜と思います。(まあ、母親世代の人たちについて行ってみんなに気を使ってもらっただけかもしれませんが…)
まあとにかくいつもの1人旅とは違った面白さがあり色々勉強になった日でもありました。
午前3時半に出発し、翌日午前3時頃帰宅した
伊勢神宮片道6時間旅これにて終了です!
ピース。
・・・おまけ・・・
伊勢神宮の参道にたくさん灯篭が建っていたのですが、そこに六芒星のマークがついていました。
気になって少し調べてみると…
⑴ 日本とユダヤのルーツが同じであり、神宮内の様々な場所にある六芒星がその証拠だという説
⑵ 神宮とは関係ない団体が六芒星の入った灯篭を勝手に建てまくり⑴の説を広めようとしているという陰謀説
⑶ ⑵の陰謀説を広めているのは神宮で、⑴を国家権力を駆使し隠蔽しているという説
など…
みたいな記事を多く見かけて都市伝説好きなのでワクワクしてしまいました。