宮城ノープラン旅その①「え、松島ってあの松島?」
なんでだか知らないけど、テレビや雑誌でよく見るような美しい場所って、
自分とはずっとかけ離れた世界にあるような気がしてしまう。
松島もまた自分の居る場所とはずっと遠くにある島なんだろうな・・・
きっと行くことはないんだろうな〜なんて、なぜかずっとそう思っていた。
その日は仙台に一泊、翌日宮城観光をすることに。
帰りの新幹線に乗り遅れないよう、ノープランといいつつも事前に調べておいた仙台市内にある仙台大観音、愛子観音、岩切磨崖仏をまわる予定でした。
当日、朝4時半に目覚めて仙台駅からとりあえず始発で岩切駅へ。
電車の中でぼんやり路線図を眺めていたら
「松島海岸駅?ん???松島って仙台からこんなに近かったの??」
と、頭に?がいっぱい浮かんでいるうちに松島海岸駅に向かっていました。
誰もいない!どこも開いてない!(朝7時ごろ)
突然決めた松島観光なので何もわからず、とりあえず周辺を歩いてみることに。
うわー小さい島がたくさんあるな~その向こうは太平洋。
近くの駐車場の脇には・・・
謎の穴?洞窟?がありました。
しばらく歩くと海が見えた!
海なし県に住んでいるので海をチラッと見ただけでテンションがあがる。
この時点で約7時半。
周辺のお寺も見学時間は8時からということで、
駅の裏の山の方にあるらしい白衣観音の展望台を目指すことに。
途中から工事中になっていて、この悪路をひたすら登りました。
予想以上に時間がかかり、朝からへとへとです。
そしてやっとの思いで観音様を見つけました。
このお堂についてはよくわからなかったのですが、
他のブログで戦没者の慰霊のためと書かれている方がいたり、
仏具や千手観音像をしまってあるらしいと書かれている方もいてちょっと謎です。
比較的新しそうです。
松島のまちの方を見つめる観音様は穏やかな表情をしていました。
お堂には観世音菩薩の別の呼び方である「施無畏」と書かれています。
これが展望台からみた景色です。
桜の時期にはこの下の木々がみな色付き綺麗なのだそう。みたかった〜
1.4kmだからそんなに時間はかからないだろうと思っていたけど
結局片道30分もかかってしまい帰りは全力疾走で山を下りました。
そして全力疾走で船乗り場へ
・・・その②へつづく・・・
おまけ
ホテルから仙台駅へ行く途中にあった金蛇水神社 一番町分霊社。
金蛇水神社は岩沼市にあり、水の神様が祀られています。
手水場の両脇には蛇が。
にょろにょろっとかわいいですね。
街中に突然あったので少しびっくりしましたが、
街の人々は周りを掃除したり手をあわせたりと生活の一部になっているよう。
由来の看板。
おまけのおまけ
人生2度目のカプセルホテル。
狭いところが好きなのでなかなか快適でした。